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HOJC

LAST UPDATE 2020.03.15


 HOJCは、HO scale Japanese prototype model railroading Club の短縮形をとったもので、HOスケール(1/87)の日本型鉄道模型を楽しむクラブです。1998年5月に発足し、模型の運転会をメインの活動としています。1996年頃から、個人のHOn3-1/2運転会として年に2回実施していました。1997年の大阪合運では、体育館で京都トンネルクラブのレイアウトの内側に我々のレイアウトを敷かせていただきました。それまでは個人の運転会の拡大版程度として活動してきたのですが、先々の発展性も考慮して、クラブとして活動した方が良いだろうという事になり、1998年5月25日付で会則が決まり、正式にクラブとして発足しました。
発足の時点で大半のメンバーがインターネットを利用できる環境にあったので、活動の相談や会議、情報交換はインターネット上の掲示板や電子メールを用いて行うことを基本としています。1998年の設立から2018年5月で20周年を迎えました。


 会員数は少しずつ増加傾向で、2020年3月時点で42名です。地域限定ではなく、西日本在住者13名、東日本在住者29名という拡がりで構成されています。 会としてはHOスケールに準拠した鉄道模型の活動を行っていますが、日本型HO専門のメンバーばかりではなく、会員個人としてはさまざまなスケール、ゲージを採用しているメンバーも含みます。クラブメンバーの居住地が分散しており、全員が集まるような活動はできにくい状況ですが、それぞれのブログなどで作品発表や製作に関する交流を行っています。


運転会
 全国展開のクラブとして大阪および関東の両方の合同運転会に参加しています。2014年からは国際鉄道模型コンベンションにも参加するようになりました。2017年から池袋鉄道模型芸術祭にも参加しています。
 運転会の累積としては、2019年10月で71回目となります。前年2018年 の活動は合同運転会への参加が2回とコンベンションへの参加、2018年5月には20周年記念運転会を京都で開催しました。その他、メンバーの出張時などに合わせて小規模運転会や懇親会が適宜開催されています。

競作会
月例会などの定期行事はありませんが、工作意欲の維持促進を目的として、クラブ内での車輛競作や線路関係の製作を行っています。競作課題は連絡網を使って協議の上で決めていますが、参加強制ではなくパスもOKなユルい競作会です。合同運転会では作品のひな壇展示をしているので、雑誌社の取材などを受けて掲載されることが多くなっています。
車輛についてはDCCデコーダを搭載するものが多くなり、蒸機ではサウンド装備が標準になりつつある勢いです。2019年の競作課題は「1に関連するもの」となっています。

規格作成
 運転会での安定した走行ができるように、日本型1/87の規格作りを行っています。輪軸と線路に関しては2001年3月21日付けで暫定規格を決め、インターネット上などで公開しています。


 大阪の合同運転会では、個人製作の12mmゲージ組立式レイアウトを搬入しています。これを基本に、標準軌や2フィート6インチナローなども運転できるよう、モノスケール・マルチゲージを展開しています。関東の合同運転会ではシーナリィ付き分割式レイアウト相武鐵道を中心に、ヤードモジュールと持ち寄りの組線路でいくつかのエンドレスを展開しています。
 京都を会場とした独自運転会では、組立式大規模レイアウト山背鉄道を展開し、1/87で16.5mm・12mm・9mm各ゲージの運転を行います。また小規模マルチゲージレイアウトやデュアルゲージレイアウトなども展開しています。


 積極的な会員募集活動は行っていませんが、クラブへの入会は随時受付しています。年会費3000円のほか、運転会の都度に費用負担があります。下記事務局への連絡をいただければ対応いたします。


会長: 山内 祐 Yamauchi Hiromu

事務局: 森井 義博 Morii Yoshihiro

E-mail:mory@morii.katano.osaka.jp



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