運転会目次

2019年 HOJC 第69回 第20回国際鉄道模型コンベンション出展 運転会


☆ 2019.08.15(木)~ 2019.08.18(日)

 2014年からクラブ出展としてきたJAMですが、栗原氏の相武鐵道レイアウトが前回で終了となったので、今回の出展について検討の結果、小菅氏の「山背鉄道レイアウト(縮小バージョン)」、増原氏の「小スペースでDCC自動運転」、山内氏の「組線路でマルチゲージ」の三つの展示内容で行うことになりました。
山背鉄道とマルチゲージレイアウトは京都から自動車で運搬することにしました。DCC自動運転も往きは自動車運搬です。
準備日の15日は台風の接近する悪天候となりましたが、京都からのレイアウト運搬組は15日早朝から出発、12時頃に会場ビッグサイト西館に到着、東京組もほぼ同じ位の時間に入場しました。


■ 8月15日(木)準備日

12:24 先に到着していたメンバーの手で、展示テーブルが概ね並べられていました。予定していた配置図面とおりで準備が終わり、レイアウトの設営に取りかかります。

12:38 腰布設置作業 位置調整をしながら腰布を貼り付ける作業を行いました。

12:59 腰布設置作業 上面には材料を半切にしたものを使用。

13:09 腰布設置作業 腰回りはおよそできあがり。

13:09 腰布設置作業 全体の状況。

13:09 腰布設置作業 山背鉄道の部分はテーブル上面がほぼ隠れるので、基本、敷布は無しでいくことに。

13:31 山背鉄道設置 山背鉄道を敷設。布がまだあるので、曲線のバラストを撒いたところには敷布を敷いてみることにします。

13:31 山背鉄道設置 設営現場では現物合わせ作業になるので、布も切ったり折ったりして対応します。

13:34 山背鉄道設置 配線接続をしている模様。

13:34 山背鉄道設置 配線接続。

13:37 山背鉄道設置 全体状況。

13:37 山背鉄道設置 全体状況。



この間、撮影なし。

16:09 複数軌間レイアウト設置状況。

 
16:09 マルチゲージ試運転 曲線半径とゲージは外から R480-10.5mm、R430-16.5mm、R353-12mm、R310-12mm、R216-9mm、R170-6.5mm です。

16:11 山背鉄道 機関庫など設置。

16:12 DCC往復運転レイアウト

16:14 山背鉄道 

 
16:41 小スペースでDCC自動運転 試運転状況 55秒間。
レールが細いので集電不良により動かなくなることがある。

17:36 設営終了  山背鉄道 

17:36 設営終了  山背鉄道 
背景板と架線柱も設置された。

17:36 設営終了  車輛を置いているところは布をかぶせておく 

17:36 設営終了  山背鉄道 
こちらは明日朝に車輛をならべる予定

17:50 作業員集合写真 


■ 8月16日(金)一日目

 山背鉄道用の車輛をならべているうちに開場時間の10:00となりました。開場前に並んでいる人たちは物販ブースへ向かう人がほとんどで、買い物が終わってからモデラー出展を見ていく、というパターンが多いようです。昼前後からは子ども連れが多くなってきました。いろいろと対応に追われて写真はあまり撮れていません。

09:00 イベントの看板 第20回国際鉄道模型コンベンション 東京ビッグサイト西1ホール

12:36 小スペースでDCC自動運転
 Desktop Station の DSmain5 とPCを接続し、プログラムによって入換運転を自動で行おうという出展

12:37 小スペースでDCC自動運転
 MicroEngineering code#55レールをハンドレイによって敷設、ポイントも自作。ポイント転換はサーボモータによる制御。作者のページはこちら。

12:38 山背鉄道運転状況

12:38 山背鉄道標準軌自動往復運転
HO 1/87・16.5mmはエンドレスになっていないので、自動往復運転装置を使って琴電30形(元京浜急行デハ230形)と京阪電鉄初代700形を運転した。

12:39 山背鉄道狭軌軽便線自動往復運転
 HOn2-1/2 1/87・9mmゲージも自動往復運転を行っているが、長さが短いのと設置方向の関係で観客の目に触れにくい。

12:39 組線路でマルチゲージ運転状況
 10.5mmは西大寺キハ2、16.5mmは新幹線0系4連、12mm外はED75牽引貨物列車、12mm内はDCCサウンド付き江若キハ+ハフ、9mmは静鉄駿遠線キハD20、6.5mmはニチユ4tバテロコ。

 
14:27 組線路でマルチゲージ運転状況 48秒間
 ぐるぐる回っているだけだが、大きさの対比に気づく人も多い。同じ尺度の模型であることを認識しているかは疑問ですが。 また、貨車の積荷に興味を持つ人もいる。
 曲線半径を質問されることが多いので、急遽マスキングテープに書いて貼り付けている。

15:18 新幹線0系運転体験
 池袋で実験済みなので、特に防護策なしでも運転体験をしてもらっている。子どもたちが入れ替わりに何周か周回させていく。「やっていいですか」と訊いてくる子が多いので、操作法を簡単に教示し、「飽きるまでやっていいよ」という。独占していつまでもやる子はいない。

13:35 不調車輛が発生。現地修理作業場で対応する。

13:50 不調の原因は特定できなかったが、調子を取り戻したようだ。

 
14:22 C12で客車8両編成牽引 29秒間
 先ほど入場中だったC12であるが、完全に復調して牽引力を発揮、エンドレスを周回している。

 
16:53 組線路でマルチゲージ 30秒間
 10.5mmゲージの西大寺キハに客車を2両つないで3両編成にした。9mmゲージは九十九里キハ103に交代、この車輛はDCCなのでコントロール配線を変更している。

 
17:21 山背鉄道運転状況 58秒間
 乗工社D51牽引で客車8両編成牽引。ポイントをウネウネと渡る姿が面白い。このD51はDCC化している。

 
17:22 山背鉄道運転状況 38秒間
 周回する乗工社D51牽引客車8両編成を追っかけ空撮風に撮影してみた。

17:26 京阪700形にトラブル
 この時間になって不調の車輛発生。HO車輛は予備がないので、急ぎでなおさないと。

17:32 京阪700形輪軸トラブル
 スポーク輪心からタイヤ部分が抜けかかって絶縁材が見えている。日光輪軸だがこんな事例は初めて。

17:39 京阪700形輪軸トラブル
 アップで記念撮影。

17:45 京阪700形輪軸トラブル
 押し込む工具とかはないので、ラジオペンチで何とか対応した。抜け止めに瞬間接着剤を借りて、ごく少量しみこませる。フレが発生するかも。

17:50 京阪700形輪軸トラブル
 その後は無事に往復運転していたようです。

12:02 集合写真1

12:21 集合写真2

18:33 集合写真3  本日の公開終了。車輛にカバーをかぶせる。


■ 8月17日(土)二日目

 一日目展示して、いくつか同じことを質問されるので、解説表示をした方が良いだろうと考えました。宿泊したホテルのロビーに自由に使えるパソコンとプリンタセットがあったので、解説のPOPをいくつか印刷して会場へ持って行きました。両面テープを駆使していろいろ貼り付けています。

12:01 軽便系車輛不調対応
午前中はHOn2.5車輛の不調車対応を行いました。乗工社井笠キハ、乗工社静鉄キハD20など。走行不能になるような故障ではないのですが、乗工社動力の長時間走行不安定さが目立ちます。キドマイティモーターによるものかもしれません。

12:03 山背鉄道運転状況
 12mmゲージ本線の車輛は旧型客車列車が主体で、展示としてはあまりわかりやすいものではないようです。

12:04 山背鉄道運転状況
 多少は明るい塗装の50系客車とか、20周年競作のキハ20 3連など走ってます。でも観客の主力になっている年齢層にはなじみのない車輛でしょうね。

 
12:05 山背鉄道運転状況 27秒間
 乗工社D51は貨物列車牽引。2軸貨車は主にワールド工芸製品、3点支持になっているので、フログで少し落ち込みがありグラついているが脱線はしない。この8番ポイントはシノハラ製13mmゲージ用で、フログ部分を利用して12mmゲージに改造している。シノハラ製のためフランジウェイが広くなっている。

12:23 軽便系車輛不調対応
 静鉄キハD20の不調車対応。

12:50 マルチゲージ運転状況
 兄弟でやってきたのか、二人で運転に取り組み始めました。

12:50 マルチゲージ運転状況
 入れ替わり交代しながら運転してください。スロットルツマミを右へいっぱい回しても脱線したり飛び出したりしませんよ。

12:58 山背鉄道運転状況
 午後からは子ども連れが増えてくる。。

 
12:58 自動往復運転 76秒間
 京阪700形の自動往復運転状況を密着取材しました。空撮ドローン目線ですね。モジュールの継ぎ目に停止用ダイオードが仕込んであります。折返しの停車時間は12秒程度です。

 
13:01 マルチゲージ運転状況 76秒間
 修理対応の終わった静鉄はエンドレスを快調に周回しています。「アハハ、カワイイ!」という子どもの声は6.5mmゲージのニチユ4tバテロコのことのようです。

14:26 マルチゲージ運転状況
 運転体験コーナーは入れ替わりで子どもが訪れてきます。



 
18:08 マルチゲージ運転状況 48秒間
 18時で公開は終了です。 「蛍の光」が流れます。


展示状況を記録するため、細かく撮影して回りました。
18:13 組線路でマルチゲージ展示状況

18:13 組線路でマルチゲージ展示状況

18:13 組線路でマルチゲージ展示状況

18:13 組線路でマルチゲージ展示状況

18:13 組線路でマルチゲージ展示状況

18:13 組線路でマルチゲージ展示状況

18:14 組線路でマルチゲージ展示状況

18:14 組線路でマルチゲージ展示状況

18:14 組線路でマルチゲージ展示状況

18:14 組線路でマルチゲージ展示状況

18:15 組線路でマルチゲージ展示状況

18:15 組線路でマルチゲージ展示状況

18:15 組線路でマルチゲージ展示状況

18:15 組線路でマルチゲージ展示状況

18:16 車輛展示ひな壇状況

18:16 小スペースでDCC自動運転展示状況

18:16 小スペースでDCC自動運転展示状況

18:16 小スペースでDCC自動運転展示状況

18:16 小スペースでDCC自動運転展示状況

18:16 小スペースでDCC自動運転展示状況

18:17 山背鉄道レイアウト展示状況

18:17 山背鉄道レイアウト展示状況

18:17 山背鉄道レイアウト展示状況

18:17 山背鉄道レイアウト展示状況

18:17 山背鉄道レイアウト展示状況

18:17 山背鉄道レイアウト展示状況

18:17 山背鉄道レイアウト展示状況

18:17 山背鉄道レイアウト展示状況

18:18 山背鉄道レイアウト展示状況

18:18 山背鉄道レイアウト展示状況

18:18 山背鉄道レイアウト展示状況

18:18 山背鉄道レイアウト展示状況

18:18 山背鉄道レイアウト展示状況

18:18 山背鉄道レイアウト展示状況

18:18 山背鉄道レイアウト展示状況

18:18 山背鉄道レイアウト展示状況

18:19 山背鉄道レイアウト展示状況

18:19 山背鉄道レイアウト展示状況

18:26 集合写真


■ 8月18日(日)三日目

 最終日になりました。ホテルのパソコンとプリンタセットは重宝で、今日も解説のPOPをいくつか印刷して会場へ持って行きました。ステージで行われる行事もあって会場は盛況です。

10:48 マルチゲージ運転状況
 10.5mm西大寺キハ2が少し不調のようなので、乗工社改軌のキハ4と取り替えた。新幹線0系、江若キハ501+ハフ、ED75+貨物、ニチユ4tバテロコは開催日三日間走り続け。

10:45 マルチゲージ運転状況
 10.5mm西大寺キハ4と新幹線0系が並んだところ。

10:49 マルチゲージ線路説明
 マスキングテープに書いて説明。

10:50 マルチゲージ運転状況
 ED75+貨物はR353を順調に周回。

10:52 小スペースでDCC自動運転
 コントロール機器の状況とポイント転換装置の見本

10:52 小スペースでDCC自動運転
 ホッパー線は9mmゲージ、シェイがナベトロを推進。

10:52 小スペースでDCC自動運転
 駅本屋建物はMs+の軽便詰所を利用している。

10:52 小スペースでDCC自動運転
 手前はモデルワム製 4110、向こうはモデルワーゲン製 9200

10:53 小スペースでDCC自動運転
 機関庫はヘルヤンのかな。塗装や仕上げで雰囲気が変わります。

10:53 小スペースでDCC自動運転
 ツタの絡まるレンガ機関庫。手前は木曽森林鉄道の編成。

10:59 山背鉄道運転状況
 3線区間で自動往復運転中の京阪700形と12mm線を行く客車編成。

10:59 山背鉄道背景版の効果
 出展直前に作った背景板の効果は如何なもんでしょうか。架線柱はKATOの製品のままです。

13:39 山背鉄道制御機器の状況
 3キャブコントロールでアナログとDCC両方運転可能

13:37 山背鉄道制御機器の状況
 充電池パワーパックから自動往復運転装置を通して接続

14:14 マルチゲージ説明
 初日は手書きで案内を立てていましたが、ホテルのパソコンとプリンタで作成したPOPが目を引くようです。

14:14 展示用ひな壇
 持ち込まれた車輛が少ないので、展示用線路に並べるものが少ない状況です。最終的には江若鉄道の展示台になってしまいました。

14:15 山背鉄道自動往復運転
 車輪抜けのトラブルに見舞われた京阪700形ですが、応急修理の後はよくがんばって走りました。動力はキドマイティのパワートラックですが、連続高速走行でなければ展示走行でも耐えられるようです。

15:28 山背鉄道自動往復運転
 最終日の後半になって自動往復運転に使っていた充電池パワーパックが電圧低下となって使えなくなりました。今から充電しても間に合わないので、会場でパワーパックを購入してすぐ使うことに。Zショーティ用ですがロクハンのRC-004を買ってきました。

15:31 山背鉄道自動往復運転
 RC-004は乾電池2個で3V出力です。速度制御は3段階ですが、一定で走らせる展示には最適。ロクハンの線路に直接RC-004をつなぎます。これが本来の姿かも。

15:35 山背鉄道自動往復運転
 6.5mmゲージで動かしているのはPOWER MAX動力のバテロコ。定格4.5-6Vのモーターなので、RC-004で十分に走行することができます。

 
15:35 ロクハンパワーパックでの運転状況 12秒間
 ロクハンの乾電池パワーパックRC-004で6.5mmゲージのニチユ4tバテロコを走らせます。

15:35 山背鉄道自動往復運転
 6.5mmゲージの使っていたパワーパックを山背鉄道にコンバート。京阪700形の自動往復運転に使います。あと2時間くらい持てばOK。


17時 出展終了

17:15 集合写真
 最終日は17時で終了。そこから最終日の集合写真撮って撤収です。

18:20 撤収終了
 撤収作業は一時間ほどで解散準備態勢になりました。クラブ員の皆さんご協力ありがとうございました。



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